FIFA World Cup 6/16(Sun)
sweden 1 - 2V senegal

得点経過
ラーション


前半11分
前半37分
延前14分

カマラ
カマラ

CKから先制ゴールを決めるラーション。

ついにやってきました、決勝トーナメント一回戦。
アルゼンチンを蹴落としたスウェーデンと、
フランスを撃破したセネガルという、意外な顔合わせとなりました。

今日もスウェーデンはリュングベリを負傷で欠き、
主将のパトリックは負傷が癒えず帰国することになり、
苦しい陣容となりました。
セネガルも出場停止で中盤のタレントを失い、条件は互角か?

序盤、積極的にプレスに出るスウェーデンがチャンスを作ります。
FKのチャンスに、オーバーラップしたメルベリのシュート。
ここから攻撃にリズムが生まれます。
前半11分のCK。
ゴール前、飛び出したGKのわずか手前、合わせたのはラーション!
ゴールネットを揺らし、見事先制点を奪取しました。



しかし、この一点が思わぬ展開をもたらします。
一点を奪われたセネガルは両サイドが積極的にオーバーラップ、
3トップを中心にサイドを切り崩します。
ディウフの個人技に何度も振りきられ、ピンチを迎えます。
スウェーデンは防戦一方となり、苦しい展開となりました。
前線のラーション、アルベックにいいボールが供給できず、
攻撃に起点を作ることが出来ません。

そして前半37分、アンリ・カマラの鋭く振りぬいた右足がネットを揺らします。
同点。
追いつかれたスウェーデンはミャルビーを中心に決死の防戦。
なんとかハーフタイムを迎えることになりました。

後半、セネガルの両サイドの攻撃に対して修正してきたスウェーデンは、
積極的にボールを奪いにいきます。
アルベック、ラーション、アンデシュ・スベンソンが次々とゴールに迫ります。
しかし、GKの好セーブに何度も決定機を阻まれます。

そして後半31分、ついにスウェーデンは切り札を投入します。
ズラタンがピッチに入り、ラーションとのツートップになります。
そして、チャンスはいきなり訪れます。
後半35分、DFをなぎ倒したズラタンがペナルティに侵攻。
中央にフリーで跳びこんできた選手もいましたが、そのままシュート!
しかし、GKが間一髪セーブし、勝負を決めるゴールとはなりませんでした。
このあともゴール前の決定機を合わせることができず、ゴールが奪えません。

ゲームは前後半90分、決着がつかず、延長戦へもつれ込みます。
ズラタンを中心に攻撃を組み立てるスウェーデン。あと一歩、ゴールに届かず。
夢破れ、頭を抱えるA・スベンソン。鋭い動きと長距離砲でチームに貢献しました。


延長戦、勝負に出る両チームは中盤を無視した攻撃にでます。
そして、スウェーデンはズラタンの高さを生かした攻撃を展開します。
ズラタンをターゲットにすることで、攻撃にリズムが生まれます。

サイドを突破したアンドレアスからの展開、
最後ゴール前に詰めていったのはズラタン。
しかし、これもわずかに一歩及ばず、ゴールを割れません。

さらに、ゴール前のチャンスでは、
A・スベンソンがペナルティエリア内で鋭く体を反転、
シュートを放つものの、鮮やかに描かれた曲線が
ゴールネットに吸いこまれることはなく、ポストに弾かれます。

次第に、日本の暑さに体力を消耗していくスウェーデン。
スウェーデンはセネガルと戦うのと同時に、
不慣れな暑さと灼熱の太陽に苦しめられていました。




そして、セネガルの速攻、
一瞬の隙を突き破るように放たれたカマラのシュートが、
再度、スウェーデンのゴールネットを揺らします。
この瞬間、スウェーデンの、
そしてズラタンのワールドカップは幕を閉じました。

崩れ落ちるスウェーデンイレブン。
しかし、後半からのスラタンをはじめとした攻撃は、
将来に十分に希望を持たせるものでした。
そして、スウェーデンの戦いぶりは
世界に大きなセンセーションを与えるものでした。
彼らの健闘を称えるとともに、
今後のスウェーデン代表の活躍を期待したいと思います。
延長戦の末に敗れ、崩れ落ちるスウェーデン代表。