エールディビジ 10/06
AJAX 2 - 1 feyenoord



伝統のクラスィーカー。
小野伸二所属のフェイエノールトとの試合は、
優勝争いの鍵を握る重要な一戦となった。

4−3−3で挑むアヤックス。
ファンデルメイデ、シコラを先発から外し、
両ウイングにピーナール、ワンベルトを起用。
そして、中盤にはリトマネンを配し、
センターFWにズラタンが先発。
怪我人を多く抱え、左にファンダンメ、ボランチにヴィチュヘ。
さらに、肋骨に痛みを抱えているキヴに、
クーマンの悩みの種であるGKは
脛の負傷から帰ってきたばかりのステケレンブルグ。
苦しい台所事情に加え、連戦で蓄積された疲労。
様々な不安要素を抱えながら、デカイプはキックオフを迎える。

立ちあがり、
ファンホーイドンクのポストプレーで制空権を握るフェイエ。
アヤックスは鋭いカウンターで応戦、次第にペースを握っていく。
ズラタンがボールをキープし、リトマネンが前を向く。
ファンダンメのスルーパスに抜け出したズラタンのシュートは
ズーテビールの好セーブに防がれる。


そして26分。
センタリングに対してズラタンがゴール前に迫り、
後ろに詰めたリトマネンのシュート、
そのクリアボールを拾ったファンダンメの低いセンタリング、
クリアし損ねたボールを拾ったワンベルトが
柔らかく冷徹なカーブを描いたシュートをネットに沈める!

さらに攻勢なアヤックス。
フェイエは攻撃に鈍さを見せ、
守備でも体を張れず、プレッシャーをかけることができない。
これで水を得た魚のように、いつになくキレを見せるズラタン。
ポストで体を張り、ドリブルで切り崩し、鋭いシュートを放つ。
ズラタンとヤリのコンビはますます切れ味を増す。

カウンター、右サイドでボールをキープしたズラタンが疾走。
小刻みなステップからスルーパスを通す。
抜け出したピーナールから中央のリトマネンへ。
やさしく流し込んで2点目のゴール。

このまま前半を終了。
しかし、先制点のワンベルトが足首を負傷。ピッチを去る。また怪我人。

後半、依然としてアヤックスのペース。
リトマネンのクロスをズラタンがボレー、
さらにキヴのミドルをかっさらっての反転しながらのシュート。
いずれも枠を外れたが動きのよさを見せるズラタン。


しかし、フェイエは途中出場のカルーがチームに活気を与える。
小野のスルーパスから抜け出したカルーのシュート。
詰めていたファンホーイドンクが押しこんで1点差。
この後もアヤックスを押しこむフェイエ。
しかし、同点ゴールは生まれることなくタイムアップ。
貴重な勝ち点3を手に入れることになった。
首位PSVが引き分けたため、アヤックスは勝ち点でPSVに並ぶこととなった。

ズラタンは後半27分にミドと交代。
しかし、クーマン監督もズラタンのプレーに大満足。
今までで最高のプレーをしたと評価。
地元有力TV局ではズラタンをマンオブザマッチに選出。
ズラタン自身もキャリアで最高のプレーができたと満足している。