チャンピオンズリーグ 12/11
AJAX 2 - 1 AS ROMA


チャンピオンズリーグ2次グループ第2戦。
アーセナル、ヴァレンシアの2強への挑戦権をかけて、
アヤックスはASローマと対戦。
しかし、キヴ、ファンデルファールトという攻守の主軸に加え、
ガラセク、シコラ、ディドゥリカを失ったアヤックス。
アヤックスの運命は風前の灯のように思われた。

しかし、前半11分。
左サイドの突破にかかるファンデルメイデ、
こぼれたボールを巡って、ゴール前で混戦。
一度はクリアされるも、デヨングが思いきりよくロングシュートを放つ。
ワンバウンドしたボール、ボールはGKアントニオーリの正面に吸い込まれる、
・・・「はずだった!!」。
イレギュラーしたのか、ボールを取り損ねたアントニオーリ。
次の瞬間。
アントニオーリの眼前に、誰よりも早くボールに反応した
ひとりのストライカーが立ちはだかっていた。

ズラタン!

ワントラップ、
完全にバランスを失っていたアントニオーリをあざ笑うかのように
ボールをネットに流し込むズラタン。
先制点は、アヤックス。



さらに、後半。
ミドと交代でピッチに入ったリトマネンが魅せる。
上がってきたリトマネンに、ズラタンがボールを落とす。
わずかな隙を狙って、右足を振りぬくリトマネン。
ボールが描く柔かな曲線に、流れている時間が一瞬止まった。
ネットの右隅に吸い寄せられたボールを見届けたリトマネン。
貴重な、貴重な仕事をやってのけたベテランの妙技だった。

ロングボールから、バティストゥータのヘッドで1点を返されるものの、
試合は2−1で終了。

死のグループからの生還に、わずかな希望をつなぐ勝ち点3。
その立役者は、
ルーマニアから来たディフェンスリーダーでもなく、
ヨハンクライフの後継者と呼ばれる若きエースでもなく、
北欧の破壊王、ズラタン。
これでチャンピオンズリーグ5得点。大舞台に強いのか、気分屋なのか。

ズラタンの活躍に目が離せない。